遺産相続のトラブルが起こりやすい状況とはいったい…

遺産相続は、親が亡くなった時に一般的に自身の子どもに相続させるものです。
遺産相続が滞りなく行われれば問題ありませんが、すべてのケースでうまくいくとは限りません。
一番最悪な展開は遺産相続トラブルに発展してしまうことです。
今回は遺産相続トラブルが起こりやすい状況について紹介していきます。
遺産相続のトラブルになりやすい状況とは
遺産相続の際に必要な遺言書がない、あるいは弁護士などに預けていなかったことによる紛失などであれば、遺産相続のトラブルになりやすいのは理解できます。
しかし、それ以外で遺産相続のトラブルになりやすい状況とはどんなものなのか、こちらで精査した3つの状況下について紹介していきます。
兄弟姉妹間の仲が悪い

あらかじめ遺言書があれば回避できるのですが、遺言書がない場合は、民法の規定により法定相続となります。
亡くなった方に子どもがいれば、その兄弟たち(相続順位が第1順位に相当)に遺産が行き渡ります。
配偶者がいれば、遺産の半分はそっちにいくのですが、兄弟や姉妹の仲が悪いと、残りの半分をめぐって争いが起こってしまうのは自明の理です。
例えば、3兄妹がいたとして、誰がどのくらい遺産をもらうのか3等分できなかったら、1円単位でも自分のものにしようと相続争いは激化するでしょう。
親の遺産がケタ違いに多いことにより…

例えば、遺産が1000万とかであったら普通に分けて遺産相続のトラブルは起きないとは思います。
一代で莫大な遺産を築いて配偶者に先ただれてしまい遺言書を残す前に亡くなってしまったらエライことになりそうです。
累計で1000億円の遺産があれば、自身の子ども以外に、亡くなった人の弟(叔父さん)や妹(叔母さん)、さらに異母兄弟など、亡くなった人と親交があまりないとしても、莫大な遺産があれば、それ目当てに相続権を主張して、遺産相続トラブルに発展してしまいかねません。
この場合、遺言書がなければ、トラブルは長期戦になりそうです。
金に汚い人間が相続の対象者となっている

遺産相続トラブルになりやすいのが、遺産目当てで金に汚い人間が身近にいる場合です。
そんな人がいたら、遺言書に本来は相続権がないにも関わらず、遺言書に自分が相続できるように仕向けてくる可能性があります。
親族でもないのに、遺産を奪われることは避けなければなりません。
また、金に汚い人間が親族内部に入れば、何らかの対応が求められるでしょう。
遺産相続でトラブルになったら弁護士に相談するのが無難
遺産相続でトラブルに巻き込まれないためには、弁護士への相談が必要となることがあります。
また、弁護士に依頼して遺言書の作成や保管が可能となりますので、困った時は弁護士を頼る方法もアリですね。
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