巣ごもり需要で消費増!スーパーの今を紹介

長く外出自粛が続いている日本でも、諸外国に遅れながらもテレワークや在宅ワークという言葉が浸透してきました。外出の機会が減ることでファッションや交際費が減る一方、減らすことができないのが食費です。

今回は、巣ごもり需要で売り上げを伸ばしているスーパーについて紹介していきましょう。

コロナによる消費者の変化

今まで外食や飲み会を楽しんでいた消費者ですが、外出自粛の影響で外での飲食が難しくなりました。飲食店も、営業自粛や時短営業などの対応をせざるを得ないからです。

そんな消費者が目をつけたのが、「家飲み」と「ちょっとした贅沢」です。スーパーでお酒とちょっと贅沢なおかずやつまみを購入し、家で楽しむ。これがコロナ渦での楽しみの一つになりました。

また、かねてよりブームだった健康志向も加速し、免疫力を高める乳製品の消費も増えています。

上記のように、コロナは消費者の意識や行動を大きく変えました。

巣ごもりでスーパーの売り上げが増加

日本チェーンストア協会の調査によると、2020年のスーパーの売り上げは12兆7597億円で、前年と比べて0.9%増加しました。プラスに転じたのは、実に5年ぶりです。

その中でも、特に売り上げを伸ばしたのが食料品で4.7%増加、逆に大きく落ち込んだのが衣料品の16.9%減少でした。この衣料品の落ち込みぶりは、1977年以降では最大となりました。

食料品の中では、酒類やデザートだけでなく、加工食品や冷凍食品などの保存食の販売が好調です。なるべく外出を控えたい、消費者の意識が反映された結果です。

惣菜の需要は減少

コロナ前は仕事帰りの主婦の味方として心強かった惣菜ですが、コロナ渦でその需要は減りました。衛生面の観点からバラ売りができなくなってしまったことと、加工食品と違って消費期限が短いのも惣菜のデメリットといえます。

今は一時的に消費が落ち込んでいますが、自宅で揚げ物をするのは手間がかかると考える主婦は多数います。そんな主婦にとって、惣菜が心強いことに変わりはありません。

各スーパー共に、新しい商品の開発や販売方法の見直しなど、消費者が安心して惣菜を購入ための工夫が問われています。

消費者の2極化が進むスーパーの今後

プチ贅沢を楽しむ一方、より節約に励む消費者も増えて消費の2極化が進んでいます。スーパーの各社は、そんな消費者に合わせた販売戦略を考える時代に突入しました。

巣ごもりを楽しく過ごすためにも、今後もスーパーで買う食料品は欠かせません。スーパーは、コロナ渦を支えてくれる良きパートナーです。

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