家を相続する際の流れとは?かかる費用はいくら?

親の急な他界などで家を相続することになった。いきなり言われてもどう対処すべきか困ってしまいますよね。

そこで今回は、家を相続する際の手続きの流れと、かかる費用について解説していきます。これから家を相続する方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。

家を相続する際の流れ

家の相続には、以下の手順を踏みます。

・遺言書を探す
・遺言書が無い場合は遺産分割協議書を作成する
・家の名義変更を行う

まずはじめに、遺言書が無いか確認します。事前に知らされていなくても、家のどこかに隠してある可能性があるからです。

もしも遺言書が無い場合は、相続人全員で遺産の分割方法について協議を行います。その中で、家の所有権を誰にするかも話し合われます。

話し合いがまとまったら、遺産分割協議書を作成し、相続人全員の署名と押してください。遺産分割協議書に決まった書式はないので、パソコンでも手書きでも作成可能です。

最後に、法務局で家の名義変更をして新しい所有者を登記します。

家の相続にかかる費用は?

家の相続にかかるのは、以下の費用です。

・登録免許税
・必要書類の取得費用
・相続税(特定の人のみ)
・不動産取得税(特定の人のみ)

登録免許税

登録免許税は、以下の方法で計算できます。

固定資産税評価額+建物代=A

A×0.4=登録免許税

1000円以下の数字は切り捨て可能です。

必要書類の取得費用

次に、家の相続に必要な以下の書類を集めます。

・相続人全員の住民票
・相続人全員の印鑑証明書
・被相続人のこれまでの戸籍謄本
・被相続人の住民票の除票
・固定資産評価証明書
・全部事項証明書
・遺産分割協議書

全て1通ずつ取得すると、おおよそ2000円~3000円ほどになるでしょう。相続人が増えるほど、かかる費用も増えるので注意してください。

相続税

相続税は、相続課税の対象かどうかで発生するしないが決まります。相続課税の対象になる場合は、相続額が基礎控除を超えた場合のみです。

基礎控除の求め方は以下の通りです。

3000万円+600万円×相続人の数=基礎控除額

不動産取得税

不動産取得税は、以下の場合に発生します。

・遺言書で決められた人以外が家を相続した
・贈与で家を取得した

不動産取得税は、固定資産税評価額の3%と決まっているので上記を踏まえて遺産分割の協議を行いましょう。

家の相続は慎重に協議すべき

家の相続をする際は、まず遺言書の有無を確認してから相続人全員での協議を行ってください。協議の内容によって、不動産取得税がかかる可能性があるからです。

大切な家を相続して維持していくため、流れとおおまかな費用を事前に把握しておいてください。

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