任意売却のデメリットを解説

多くの人が住宅ローンの返済期間を35年以上にしていることでしょう。もちろんこの期間で返済する予定をたてていますよね。

しかし、この長い年月の間に、事故や病気、勤めている会社の業績の悪化など、何が起こるかわかりません。

さまざまな事情で経済状況が悪化し、ローンが払えなくなるパターンも少なくはないでしょう。

住宅ローンを滞納するとどうなるのか

一般的に、返済を6回滞納すると、金融機関から「期限の利益喪失通知」が届きます。この通知が届いたら住宅ローンを分割で支払う権利がなくなったことを意味します。

つまり残りのローンを一括で支払わなくてはいけなくなったということです。

もちろん一括で支払うことは難しいですよね。しかし、支払わないでいると住宅が競売にかけられることになってしまいます。

競売にかけられると、その情報がインターネット上に流れますので、周りの人に知られるでしょう。

しかも落札される金額が一般の市場価格よりも安いことがほとんどで、その上競売費用も住宅ローンに加算されてしまいます。

なんとか家が競売にかけられることは避けたい。そんなときに取れる方法の一つが「任意売却」です。

任意売却とは

任意売却とは、住宅ローンを滞納していても市場価格で住宅を売却できる方法です。市場価格で売れますので競売にかけるよりも高く、競売のように情報が公になりません。

売却に伴う費用も、家の売却額の中から差し引くことも可能ですし、引っ越し代も捻出できます。

家の明け渡しの期日も融通が利きますので、ローンが払えないときは競売にかかることを何とか避けて、任意売却によって家の売却を成功させる方がいいでしょう。

任意売却のデメリット

「任意売却はメリットだけなの?」と思うかもしれませんが、もちろんデメリットもあります。

例えば、家の購入希望者の内見に対応しなければいけません。近隣に知られたくないという人はいるでしょうけれど、できるだけ早く家を売るためにはこのような協力は不可欠です。

任意売却で、早く買い手が見つかれば、その段階で引っ越ししなければいけない場合もあります。しかし、競売の強制退去とは異なり、買主との相談は可能です。

ほかにも住宅ローンを滞納している銀行に行かなければいけませんし、もしあなたが離婚しているのならば、離婚したパートナーと連絡を取らないといけないこともあるでしょう。

専門家に相談しよう

任意売却をしようと思えば、個人で行うことは難しく、専門家に相談しなくてはいけません。その専門家も自分が選ぶことになります。

普通の不動産屋では取り扱ってくれない場合もありますし、知識や経験の浅い担当者では上手く任意売却ができない場合もあるでしょう。

複数の業者に相談し、比較検討したうえで依頼する業者を決めるようにしてください。

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