コロナで苦しい事業なのは本当に「飲食業」だけなのか?

新型コロナウイルスの感染拡大は経済に大きな影を落としています。

飲食関連で新型コロナの感染者が報道されるごとに、売り上げ減少至ってしまう負のスパイラルにより大変な状況です。

飲食業以外に苦しい事業展開を強いられている業界について紹介していきます。

政府は飲食での感染拡大防止に躍起状態

飲食業が苦しい事業展開を強いられるのはコロナのクラスター感染以外にも要因があります。

それは、政府が酒類の提供自粛を呼び掛けたことです。

また、国立感染症研究所などのグループが発表した暫定の分析結果では、約280人対象に分析したところ「酒の出る3人以上の会食」に2回以上参加していた人は、感染の危険性が5倍高かったということを挙げました。

政府はこの分析結果を元に、飲食に酒が絡むことでの感染拡大に歯止めをかけるために様々な取り組みを行っているのです。

例えば、東京都に緊急事態宣言が発出されている間は休業要請、まん延防止等重点措置が出ている間は午後8時までの営業など、コロナの感染防止の観点から苦しい事業展開を実質的に強いられることになります。

これでは飲食業に新規参入しようとは到底思えるはずもなく、別の事業にシフトすることを検討する人がいてもおかしくはありませんね。

飲食業以外でコロナにより苦しい事業展開を強いられている業界

では、飲食業以外に苦しい状態に置かれている業界について、顕著なものを選び紹介していきます。

航空/旅行業界

航空業界や旅行業界では、外国人が日本にやってこない、要は観光関連の需要が見込めないことから、業績が低迷し苦しい状態に置かれています。

特に航空業界は、外国人がコロナウイルス(インド型デルタ株など)を国内に持ち込ませないことから、外国人が飛行機に乗って日本へやってくる人数を制限しているので、運賃などで得る収入はコロナ以前と比べて激減したのです。

エンタメ業界

報道などで、小さい劇場を中心にコロナ感染のクラスター発生が発表されると、劇場公演は中止に追い込まれてしまいます。

また、有名芸能人がコロナに感染して、舞台などがストップ(公演中止あるいは延期)してしまうと、売り上げにも影響します。

映画の公開延期も同様に、クラスターが発生したらとなると映画館の一時的な閉鎖などで大きなマイナスを被ってしまうのです。

エンタメ業界といっても幅広いですが、苦しい状態に置かれていることには変わりありません。

医療業界

あくまで個人な感覚として紹介しますが、医療業界も相当苦しい状況に追い込まれていると思われます。

医療業界、特に病院経営で苦しい理由は新型コロナの患者を受け入れ、一般患者(コロナ以外)の受け入れが難しくなっているからです。

ここでは簡単に説明しますが、新規入院患者の受け入れと手術などの医療費、後々に国から差額分を得ていることによって、人数分こなすことで利益となっています。

コロナ患者だけ受け入れると、一般患者が実質的に受け入れられなくなってしまうことから、経営が赤字となってしまうのです。

また、病院内クラスターが発生してしまったら、その間は一般患者の受け入れを停止せざるを得ないので、大赤字となるのは言うまでもないでしょう。

まとめ

コロナで苦しい事業とは飲食業だけではありません。

旅行業界や医療業界など苦しいところがたくさんあります。

コロナの終息が見通せないのであれば、おもいきって事業をたたむことも選択肢の1つです。

苦しい事業展開を続けるよりも、時には【損切り】を行い、事業をたたみ、別な分野で再起をはかるのも1つの手はあります。

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