「空き家」は見方を変えれば優良物件と化す!?

近年、空き家が増加傾向にあります。
空き家が増えると、放火や反社会的勢力のたまり場といった治安面で大きな不安材料となるのです。
しかし、空き家をうまく活用できれば、優良物件に生まれ変わることがあります。
今回は空き家の現状と空き家の活用事例について紹介していきます。
空き家が社会問題化

空き家の増加は社会問題となっています。
2018年に総務省が行った住宅・土地統計調査によれば、全国の空き家数は846万戸とのことです。
これは統計を取り始めた1963年以降、上昇傾向にあり、有効な対策を講じることができなければ、将来的に5戸に1戸が空き家になってしまうそうです。
空き家が増加すれば、誰も住んでいないことを逆手にとって放火や麻薬密売などに利用され、治安悪化の温床となってしまいます。
「空き家対策特別措置法」という法律が施行されたことによって、空き家問題が解消に向かうかと思いきや、【特定空家等】に該当する条件が厳しいせいか、なかなか空き家減少につながっていないのが現状です。
「空き家」が優良物件と化す条件とは
空き家をうまく活用すれば、実際に人が住める物件になることがあります。
また、それ以外の活用法について取りあげたので、紹介します。
空き家をリノベーションして賃貸物件にする

空き家をリノベーションすることで、人が住める物件に変化することがあります。
空き家を所有している人にとっては、不動産屋に1円でもいいので買い取ってもらい、「固定資産税」を支払い続けることから解放されるのが主なメリットです。
リノベーションとは、古い家屋で問題ない部分はそのままに、新たな機能や価値を付け加えることで、リフォームは老朽化した部分を新築/改装することを指します。
あとは「駅から何分かかるのか」や「周りのアパートの家賃」などの要素を加味して、該当する空き家(リノベーションする価値のある場合)があれば、不動産系ベンチャー企業なら真っ先に所有者と交渉して、物件確保に走るでしょう。
所有者と合意してさら地にして土地を整備する

空き家の状態が悪くてリノベーションすら難しい場合は、家屋以外に土地まで取得してから、一旦さら地にする選択肢もあります。
主に大都会で、交通の利便性が高い場所に空き家があれば、アパートやマンションを新築して、賃貸物件として募集をかけることで、利用者を呼び込むのです。
あくまで「投資(さら地にする費用など)」に対して「回収(賃貸契約者の数など)」できるのか、思案して問題なければの話です。
まとめ
空き家は政府が対策を講じても増え続けているのが現状です。
空き家の増加により放置されたままだと治安の悪化につながってしまいます。
そうならないために、空き家をうまく活用する取り組みが民間企業を中心に始まっています。
条件のよい空き家が見つかれば、空き家が生まれ変わり、1つの物件として住む人が出てきます。
空き家の増加は、見方を変えれば「チャンス」なのです。
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